なぜ人は不調になるのか|東洋医学は「感情」をかなり疑っています(自律神経・ストレスとの関係)

東洋医学における感情とストレス、自律神経の関係を解説するイメージ 治療や健康について

なぜ人は不調になるのか

人の体って、不思議ですよね。

病院で検査をしても
「異常なし」

でも本人は

・なんだかしんどい
・やる気が出ない
・眠れない
・胃が重い

……いやいや、こっちは普通に困ってるんですけど?ってなやつ、ありますよね。


こういうとき、だいたい言われるのが

「ストレスですね」
「自律神経ですね」
「(やんわり)気のせいですね」

——いや、そのストレスをどうにかしたくて来てるんですよ。


実は東洋医学、
この“ストレス問題”を2000年以上ずっと扱っています。

いやぁ長い。
扱い、長すぎる。

しかも、わりと具体的に。

キーワードは
👉 感情


■東洋医学は「感情のクセ」をかなり疑う

東洋医学では昔から、

・怒りすぎ
・喜びすぎ
・悩みすぎ
・悲しみすぎ
・恐れすぎ

こうした「感情の偏り」が体のバランスを崩すと考えてきました。

現代っぽく言うと

👉 メンタルが体に影響する
ということなんですが、東洋医学はもう一歩踏み込みます。

👉 どの感情が、どこを壊すか」まで見ます

ココ、ちょっと変態的です(笑)。

でも臨床やってると
👉 これ、けっこう当たります(、って、占いかよ)。


【以前書いたブログより】
感情は体からのメッセージ〜経絡治療でみるママと赤ちゃんのサイン〜

妊娠中や子育て中にイライラ、不安、涙が出るのは当たり前。
東洋医学はそれを「体からのサイン」と考えます。
経絡治療の視点から、ママと赤ちゃんの心と体の関係をしました。


■怒りすぎる人、だいたい寝れてない(肝)

怒りと関係するのは「肝(かん)

・自律神経
・ホルモン
・筋肉の緊張

このあたりをまとめて見ています。

怒りが続くと

・イライラ
・不眠
・目の疲れ
・肩こり

…増えます。


ここでリアルな話。

怒るって、めちゃくちゃエネルギー使うんですよ。

だから最終的にどうなるかというと
👉 無気力

怒る元気すらなくなります。


で、その状態の人がやりがちなのが

👉 スマホで延々スクロール

・寝れない
・でも横になる
・目だけ酷使

はい、悪循環の完成です。


実際の患者さんで

「夜中の2時までスマホ見てました」
→「で、朝しんどいです」

👉 そりゃそうです(笑)


■テンション高すぎる人、実は危ない(心)

「喜び」は良い感情……

なんですが東洋医学は言います。

👉 喜びすぎもアウト

関係するのは「心(しん)

・眠れない
・ドキドキ
・血圧上昇


例えば

パチンコ・競馬で大当たりした人。

あれ、普通に血圧爆上がりですよね。


実際にいたケース👇

昨日パチンコ勝ったんですけど、頭ガンガンします

👉 それ、興奮しすぎです(笑)


嬉しいのに体がついていかない。

👉 感情、普通に体に負担かけます


■考えすぎる人、だいたい胃腸弱い(脾)

これは本当によく見ます。

・食欲がない
・胃もたれ
・下痢

で、問診すると

👉 「ずっと考え事してます


実際よくある生活👇

・仕事のことを考えながら食事
・スマホ見ながら食事
・食べたのに何食べたか覚えてない

👉 これ、消化できるわけないです(笑)


東洋医学では
脾(ひ)」=消化機能

ここがやられます。


面白いのはここ。

👉 胃腸が整うとメンタルも回復する

逆に

👉 胃腸が弱ると人生めんどくさくなる

「なんか全部だるい」

👉 わりと胃腸です


■ため息多い人、それ肺のサインです

悲しみと関係するのは「肺(はい)

・呼吸が浅い
・ため息が多い
・体力低下


施術中によくあるのが

👉 「全部つらいです」タイプ

・ここも痛い
・あそこも気になる
・なんかずっとしんどい

これ、東洋医学的には

👉 肺の弱りサイン


あと地味に

👉 肌も乾燥します

つまり

👉 美容にも影響出ます


■頑張りすぎの人、だいたいここ壊れてる(腎)

恐れ・不安・ショック

これに関係するのが「腎(じん)

・生命力
・回復力
・ホルモン
・成長

いわゆる“土台


で、ここにダメージ与える最大の原因

👉 働きすぎ


実際の患者さん👇

・休んでも回復しない
・朝からしんどい
・常に疲れてる

👉 これ、かなり多いです


👉 日本人、頑張りすぎです

もうちょいサボって大丈夫です。
(大丈夫。あなたがいなくても仕事はしっかり回りますから。)


■湿気でメンタルやられる人、普通にいます

これ、かなりリアル。

梅雨になると

・やる気出ない
・体重い
・気分落ちる

増えます。


東洋医学では
👉 湿邪(しつじゃ)

これ、「脾」をいためつけちゃうのですが、、


実際の患者さん

「先生、今日しんどいです…」
→ 気圧チェック → 低気圧ど真ん中

👉 人間、気圧センサー付きの人います


■西洋医学との違い(リスペクトあり)

西洋医学は

・検査
・数値
・画像

これは本当にすごい。


ただし

👉 検査に出ない不調は苦手


例えば

・なんとなくしんどい
・やる気出ない
・体重い


ちなみに腰痛の約85%は

👉 原因不明と言われています


👉 わからない不調、めちゃ多いです


■東洋医学は「感情も体」として見る

東洋医学は

👉 感情=体の一部


だから

・巡りを整える
・気血を整える

すると

👉 メンタルも整う


これ、臨床では普通に起きます。

むしろ

👉 体から整えた方が早いことも多い


■最後に

人間なので
怒る日もあるし
悩む日もあります。

普通です。


でももし

「なんとなく不調」

この段階が、一番改善しやすいです。

ひどくなる前に、どうぞ。


おおしたさん
yochy_take
この記事を書いた人

鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師。
広島県安芸郡府中町出身。

東京・外苑前で20年間、鍼灸院をやっていました。

小児はりや妊婦さんの施術が多く、
逆子は気づけば2,200例以上。

「刺せば何でも治る」なんてことは思っていませんが、
整うと、体はちゃんと変わります。

青年海外協力隊でパナマに行ったり、
山奥で農業をしてみたり、

いろいろ遠回りもしましたが、
結局やっていることはシンプルで、
目の前の人の体と、ちゃんと向き合うこと。

2024年、地元・広島に戻って開業。
がんばらせるより、ゆるめて整える治療をしています。

子どもは4人、全員成人。
だいたいのことは、なんとかなると思っています。

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