鍼灸院に来る人ってどんな人?
鍼灸院に来る人って、どんな人だと思います?
よくあるイメージはこのあたり。
- 肩こりや腰痛の最後の砦
- どこに行っても治らない人
- 痛い鍼に覚悟を決めた人
つまり、
「もうこうなったら、腰の痛みと鍼の痛みを天秤にかけて…たぶん鍼のほうがマシだろう」と決意した人。
まあ、ゼロではないです。
たまにいます。
こんな、覚悟が江戸時代レベルの人。
でも実際は、もうちょっと普通です。
鍼灸院=意識高い人の場所?という誤解
鍼灸院って、こんなイメージありません?
- 健康意識の高い人が行くところ
- ヨガとか瞑想してそうな人
- 東洋医学マニアっぽい人
だからよく聞かれます。
「私みたいな人が行っていいんですか?」
これ、
ほんと多かったりする。
でも安心してください。
来てる人、
そんなにキラキラしてませんから。
むしろ、
生活に削られて、ちょっと光ってない人たちです。
鍼灸院に来る人のリアル
実際に来られる方は、だいたいこんな感じ。
- 仕事でボロボロ
- 家事でヘトヘト
- 子育てで寝不足
- ストレスでギリギリ
つまり、
ちゃんと日常を生きてる人。
日本って
- 空気を読む
- ちゃんとする
- 迷惑をかけない
これがデフォルト設定の国ですよね。
素晴らしい文化なんですが、体的にはハードモード。
HPは減りまくるのに、回復ポイントが無茶少ない。
そんな国で生きなきゃいけないんだから、普段のリセットは自分で意識しなくちゃ。
ちょっと前に書いたブログなんだけど、
うちら日本人、こんな国で生きていかなくちゃいけないわけなんだから。
小学校は洗脳か?それとも生存訓練か|映画『小学校 ~それは小さな社会~』から考える日本社会 | 七施(しちせ)鍼灸院
映画『小学校 〜それは小さな社会〜』を通して、日本の学校教育と「空気を読む力」の正体を考える。秩序・協調性・息苦しさは、ハードモード日本を生き延びるための訓練だったのか?
鍼灸院で多い症状|肩こりだけじゃない
「鍼灸=肩こり・腰痛だけなんでしょ?」
って思われがちですが、実はかなり多いのがこれ。
自律神経の不調
- 眠れない
- 疲れが取れない
- やる気が出ない
- なんとなくずっとしんどい
病名はつかないけど、不調はガッツリある。
「異常無しって言われたけど、じゃあこのしんどさって何?」
ってなやつ。
体はわりと正直なのです。
肩こり・首こりは現代人の標準装備
・昼:「パソコン」
・夜:「スマホ」
・寝る前:「ちょっとだけNetflix」
で、気づいたら深夜2時。
ちょっと待って!
その時間、回復に回さなきゃ。
不眠の原因はだいたいこれ
スマホ × ストレス
この最強コンビ。
スマホは脳を昼にし続けるし、
ストレスは思考を止めることがない。
でも、
天井見つめるよりスマホ見ちゃう気持ちも分かる。
人間、
暇だとロクなこと考えませんから。
ツボをハリで軽く撫でる経絡治療
不眠症の方でも「日焼け後はよく眠れた」ということがあります。
実はこれは偶然ではなく、皮膚のダメージによって「サイトカイン」という分子が多く生成されることが関係しています。
冷えはだいたい生活習慣
特に女性に多い冷え問題。
話を聞くとだいたいこう。
・運動したくない
・歩くのイヤ
・冷たいもの好き
+甘いもの
……うん、知ってる。
甘いものも含めてね、それ、全部冷えるやつです。
東洋医学で見えてくる「からだの声」
「脾胃(ひい)」を弱らせ、内臓の下垂を通じて、猫背や肩こりを引き起こすこともあります。
更年期は「ホルモン+人生」のダブルパンチ
更年期って、ホルモンだけじゃないんです。
- 仕事
- 家庭
- 社会的役割
全部重なる時期。
つまり
ホルモン+人生のイベント
そりゃしんどいわけですよ。
「病院では異常なし」の人が多い理由
これ、かなり多いと思いません?
- 検査では異常なし
- でもずっと不調
- 薬は飲みたくない
西洋医学は
「異常があるかどうか」を見るのが得意。
東洋医学は
「バランスが崩れているか」を見る。
だから、
検査では出ない不調が対象になることも多いです。
鍼灸院に来る人の共通点
来る人、
だいたい頑張りすぎ。
- 真面目
- 責任感が強い
- 我慢強い
だから限界まで気づけない。
そして体が先に言う。
「もう無理です」って。
それもだいたい敬語で。
人間の体は“哺乳類”
ここ、けっこう大事なこと。
現代人の生活:
- ずっと座る
- ずっとスマホ
- ずっとストレス
でも体の設計は完全に哺乳類。
本来は
- 動く
- 休む
- 自然に寝る
これでバランス取れる設計なんです。
それが今は、
令和フルカスタム脳化システム
そりゃバグりますわいな。
むしろ、
よくここまで動いてるなってレベルの人、多すぎです。
「私みたいな人が行っていいのかな」
最後に、もう一度。
大丈夫です。
というか、
そういう人が来る場所です。
運動もしないといけないのは分かってる。
食事も気をつけた方がいいのも分かってる。
でも、
やらない。
いや、
正確に言うと
やりたくない。
それが人間です。
(私も含めてね)
でも大丈夫。
無理やり「正しいこと」を押しつけるのではなく、体が自然と整って、結果的にやりたくなる状態に持っていく。
そこまで含めて、
私たち鍼灸師の仕事です。
だから、
今ちゃんとできていなくても、全然問題ありません。
むしろ、
そういう人のための場所なんです。
七施鍼灸院の考え
鍼灸院に来る人は、特別な人ではありません。
ただ、ちょっと疲れている普通の人。
- 体が重い
- 疲れが抜けない
- なんとなく不調
もしそんな状態なら、
それはあなただけじゃないです。
広島県安芸郡府中町の七施鍼灸院には、今日もそんな人たちが来ています。
無理して頑張り続ける前に、一度リセットするのも、わりとアリです。





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