健康に生きるうえで、睡眠こそが最も大切だという考えは、昔から今まで変わりません。
ただ、レム睡眠やノンレム睡眠、理想の睡眠時間が7時間だとかそうでないとか……。
こうした「睡眠の質や長さ」に関する議論はあるものの、実際のところ、睡眠のあり方は人それぞれだと思っています。
だから、どこの誰かもわからない人たちの“平均睡眠時間”を自分の基準にする気には、どうしてもなれません。
世の中には、本当にいろいろな睡眠スタイルがあります。
“毎日の食事が食パンだけって、、”の話でも書いたように、平日は3〜4時間しか眠らず、土日に14時間寝だめする人がいる一方で、“2回に分けて4時間ぐらいずつ寝るのが理想??”という話のように、自然の光と闇に合わせて、4時間寝て一度起き、少し話したりしてまた眠る……そんなサイクルが心地よいという説もあります。
必ずしも長く続けて寝る必要はない、という考え方ですね。
昼寝も意外に侮れません。
私自身、中米でシエスタを経験しましたが、これに近い「パワーナップ」と呼ばれる15〜30分ほどのお昼寝が、最近注目されています。
お昼の12時〜15時の間に少し眠ることで、ストレスがやわらぎ、作業効率が上がり、心臓疾患や認知症の予防にもつながるというデータがあるそうです。
さて、私自身の睡眠ですが、普段はだいたい5,6時間ほどでしょうか。
3時半〜4時に起きる生活が続いているので、本当は9時に寝たいところ。
しかし、なかなか思いどおりにはいきません。
だからこそ、パワーナップが必要で、これを取り入れたことで5時間睡眠でも動けるようになりました。
ただ、1か月振り返ると、どうしても疲れがどっと出る日が数日はあります。
そんな時は、10時間以上寝て強制的に回復させることもあります。
そう考えると、自分の睡眠が本当に良いものなのか、わからなくなることもありますが…^^;
とにかく寝不足を感じたら、お昼寝や長時間睡眠を使って、睡眠だけは疎かにしないようにしています。
睡眠は“神の掟”のようなもの。
健康のためにはいろいろ気をつけることがありますが、睡眠だけは優先順位の一番上に置くべきだと思っています。
ここを大事にしておけば、心も体も元気でいられる。
だから私は、これからも睡眠にうるさいおじさんでいようと思っています。




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