無財の七施(むざいのしちせ)とは

七施鍼灸院の名前の意味|無財の七施とは 考えていることについて

お金がなくてもできる「与えること」

「無財の七施」とは、仏教の考え方のひとつで

👉 お金や物がなくてもできる7つの思いやりのことをいいます。

布施(ふせ)」という言葉がありますが、

これはもともと
👉 見返りを求めずに、分け隔てなく与えることを意味します。


でも、そんなに立派な話ではありません

「与える」と聞くと

  • 何かしてあげなきゃいけない
  • ちゃんとした人じゃないと無理

そんな感じがするかもしれません。

でも無財の七施は、もっと現実的です。

👉 今のままでもできることしか出てきません。


▶︎ 鍼灸とは?七施鍼灸院の考え方|整うためのシンプルな方法

「ちゃんとしなきゃ」で疲れていませんか?
七施鍼灸院では、体にある本来の力を引き出し「整う」ことを大切にしています。
鍼灸の考え方をこのページでやさしくお伝えしております。


無財の七施(ざっくり説明)

難しく考えなくて大丈夫です。

内容はとてもシンプルです。

  • 眼施(げんせ)
     やさしい目で見る
  • 和顔施(わげんせ)
     穏やかな表情で接する
  • 言辞施(ごんじせ)
     思いやりのある言葉をかける
  • 身施(しんせ)
     体を使って手助けする
  • 心慮施(しんりょせ)
     相手を気にかける
  • 床座施(しょうざせ)
     席や順番をゆずる
  • 房舎施(ぼうしゃせ)
     場所や安心できる空間を提供する

共通しているのは

どれも

👉 特別な能力はいらない

ということです。

必要なのは

👉 ちょっとした余裕と、少しの意識だけ


正直に言うと

これ、いつも完璧にできる人って、あんまりいないと思います。

  • 余裕がない日もあるし
  • 人に優しくできない日もあるし
  • わりと普通に感じ悪い時もあります

(ありますよね)


それでもいい

無財の七施は

👉 「ちゃんとやること」ではなくて
👉 「できるときに、できる分だけやること」

です。


大きなことじゃなくていい

例えば

  • 少しだけ表情をやわらかくする
  • 一言だけ言い方を変える
  • ちょっとだけ相手の立場で考える

それだけでも、十分“施し”です。


そしてもうひとつ大事なこと

これはあまり言われませんが

👉 自分に対しても同じです

  • 無理をしすぎない
  • 少し休む
  • ちゃんと力を抜く

これも立派な「施し」だと思っています。


最後に

無財の七施は、

特別な人のための教えではありません。

👉 誰でも、今日からできるものです。

完璧じゃなくて大丈夫です。

できるときに、できる分だけ。

それくらいのほうが、たぶん続きます。


少しだけ興味があれば

日常の中で、ひとつだけでもいいので

やってみてください。

意外と、それだけで空気が変わります。


おおしたさん
yochy_take
この記事を書いた人

鍼灸師・あん摩マッサージ指圧師。
広島県安芸郡府中町出身。

東京・外苑前で20年間、鍼灸院をやっていました。

小児はりや妊婦さんの施術が多く、
逆子は気づけば2,200例以上。

「刺せば何でも治る」なんてことは思っていませんが、
整うと、体はちゃんと変わります。

青年海外協力隊でパナマに行ったり、
山奥で農業をしてみたり、

いろいろ遠回りもしましたが、
結局やっていることはシンプルで、
目の前の人の体と、ちゃんと向き合うこと。

2024年、地元・広島に戻って開業。
がんばらせるより、ゆるめて整える治療をしています。

子どもは4人、全員成人。
だいたいのことは、なんとかなると思っています。

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