4時前起きで、何が起きた

4時おきでなにがおきたの? 治療や健康について

かれこれ何年、4時前に起きる生活を続けているだろう。平日はもちろん、休みの日だってとりあえず起きる。そのあと二度寝することもあるけれど、「4時前に起きる」という一点だけは、なぜか意地でも死守している。褒められた生活習慣というより、もはや呪いに近い。

早起きには、体内時計を整えたり、朝の光でセロトニンの分泌を促したり、頭がクリアなうちに仕事を片付けられたりと、いろいろメリットがあるらしい(早起きは何文の徳か問題)。実際、朝は静かで邪魔が少なく、体を動かすにも文章を書くにも具合がいい。

ただ、私の場合は少し事情が違う。もともと5時起きの早起き体質ではあったが、4時というのは私の感覚ではまだ「朝」の範疇。ところが3時台になると、途端に「夜中」になる。「真夜中に起きて活動している自分って、ちょっとすごくない?」という、言葉にすると我ながら安っぽい自己満足こそが、この習慣を支える最大のエンジンだったりする。だから「3時45分起き」と言ってはいるが、正直3時59分でもいい。とにかく4時という壁を越えれば勝ち組なのだ。もっとも、朝型・夜型は遺伝の影響も大きいらしく(早起きが健康にもたらす4つのメリット)、私が得意げなのは単に遺伝子と噛み合っただけという説もある。

早起きを続けていて感じるのは、夜更かしへのブレーキが自然にかかることだ。夜はYouTubeやアマプラを見続け、何も生み出さないクズ人間と化す私でも、「明日も4時前に起きる」という意識があると、体のほうが「そろそろ寝ないとまずい」と怖がってくれる。ただし代償もある。夜早く寝なくてはという強迫観念のもとで生きているので、飲み会や夜の誘いをことごとく断り続け、気づけば友達がいなくなった。健康は手に入ったが、人間関係は目減りした。何をしているのだ、私は。そして早起きすればするほど、昼寝の重要性が増してくる。私にとって昼寝は贅沢ではなく、午後を生き延びるための補給に近い(昼寝の深さとその効果)。

だから、この早起き生活を誰かにおすすめするつもりはない。人によって向き不向きがあるし、早起きするために睡眠時間を削るくらいなら、むしろ寝たほうがいい。大切なのは「何時に起きるか」より、自分にとって十分な睡眠を確保できているかどうかだ(睡眠は神の掟、逆らう者から老けていく)。それでも眠りのことで迷子になっている自覚がある方は、遠慮なく鍼灸院にご相談ください。


早起きがもたらす4つの健康上のメリット
早起きを推奨する理由を医師が解説します。

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