凡人前提で子育てすると、ちょい楽になるんじゃないかな、って話です。
なんかね、子育て中によく思ってたんです。
「うちの子、天才かも……!」とか、
「この才能、伸ばさなきゃ……!」とか。
ありますよね、あの感じ。
無茶苦茶かわいいし、うちの子が一番だし。
でね、これ、あとでしんどくなるやつです。
かなり高確率で(笑)。
もちろん、子どもの才能を否定するつもりは全然ないんです。
ただね、その子の才能って、結局その子しか知らないんですよ。
親ですら分からない。
なのに僕ら親は、つい「世間的に分かりやすい才能」を想像しちゃう。
「東大いけるかも」
「プロ野球選手あるかも」
「うちの子、ギフテッドかも」
……みたいなやつ。
でもこれね、冷静に考えると、運ゲー要素が強すぎる。
・親ガチャに恵まれる
・怪我しない
・病気しない
・良い先生に出会う
・環境に恵まれる
・たまたま時代にハマる
もう、人生RPGですよ。
しかも親は攻略本持ってない(笑)。
だから、そこを前提にすると、そりゃ苦しくなるわけです。
「あれ? 普通じゃね?」問題
で、「うちの子すげー!」を前提に育てていると、ある日ふと来るんですよ。
「あれ?……普通じゃね?」
って瞬間が。
まぁ、ギフテッドなんてそうそういませんからね。
でも親のメンタルには、これがまぁ刺さる刺さる(笑)。
子どもは普通なのに、親だけ勝手に精神的リーマンショック。
子どもは凡人でいい
だからね、今さらですが思うわけです。
子どもは凡人だと思って育てた方が、親子ともに楽なんじゃないかなって。
だって自分自身、どう頑張っても、
平凡・凡人・ザ・一般人!!
なんですから。
私なんて、その際たるもの。
凡人が天才育成プログラムを設計しようとしていた時点で、だいたい無理ゲーなんですよ。
しかも私、説明書読むの、超苦手だし(笑)。
凡人前提にすると、子育てがまともになる
でね、子どもを凡人だと思うと、不思議と発想がまともになるんです。
・成長はゆっくりでいい
・何回同じことを言ってもいい
・反復しまくろう
・この子のペースでいこう
……っていう、人類が本来持っていた優しさみたいなものが戻ってくる。
これ、めちゃくちゃ大事なんじゃないかなって、今さらですが思うわけです。
まぁ、子育てが終わってから気づくあたり、ほんと人間って学習が遅い(笑)。
才能を信じないんじゃない
才能に依存しないだけ
ここ、かなり大事なこと。
才能はあります。
どの子にも必ず。
誰も持っていない才能が。
ただ、
才能に依存しない子育てをしたいだけ。
これに変えると、親も子も驚くほど楽になります。
「凡人=何も考えていない」は最悪の勘違い
子どもは凡人。
でも同時に、
自分とはまったく違う世界を見ている一人の人間です。
ここを外すと、全部ズレる。
子どもの言葉や行動を見て、
「この子、何が好きなんだろう」
「何に心が動いているんだろう」
って観察する。
これ、子育てというより、ほぼ人類学(笑)。
支配すると、子どもは止まる
逆にね、
・支配する
・主従関係にする
・「教育してやる」感を出す
これをやると、子どもの成長は止まります。
代わりに育つのは、
「怒られない能力」
だけ。
ん?
もしやこれ、会社員には超必要な能力かもしれないから、侮れないかも(笑)。
思考力は「親子の会話」で育つ
じゃあ親にできることって何か。
僕はもう、これに尽きると思っています。
言葉のキャッチボール。
思考力がある子の親って、会話が本当に上手い。
とにかく、子どもの言葉を引き出す。
「そういう考えもあるんだね」
「私はこう思うけど、どう思う?」
「昨日見た花、めちゃくちゃ綺麗だったんだよね」
この、「答えを急がない会話」。
これが大事。
アイメッセージって、実はかなり強い
ちなみに、こういう会話で役立つのが「アイメッセージ」。
簡単に言うと、
「お前が悪い!」
じゃなくて、
「私はこう感じたよ」
って伝える方法です。
これを続けるとね、子どもをコントロールしにくくなる代わりに、ちゃんと考える子になります。
親としては即効性がないから地味なんだけど、あとからジワジワ効いてくる。
漢方みたいなコミュニケーションです(笑)。
子どもは「教える対象」じゃなく「対話する相手」
相手が子どもだから、とか。
目下だから、とか。
そんなの関係ない。
対話する相手。
年長者として、コミュニケーション能力を総動員して、子どもの考えを引き出す。
それだけで、子どもは想像以上の場所まで飛んでいきます。
子どもは、大人の脳みそを破壊しまくる(笑)
そしてね、これがまた面白い。
子どもって、
「え、そこ見る?」
「なんでそんな発想になる?」
みたいなことを平気で言う。
これが、大人の凝り固まった脳みそを容赦なく揺さぶってくるんですよ。
これを面白がれるか。
子どもの興味に興味を持てるか。
私は結構これが得意なので、子どもには引く手あまたなんです(笑)。
それにしても、世の中にはまぁまぁ残念な大人っていますよね。
私はすぐ気づいちゃうから、そういう人には近づかないんですが、
・視野が狭い
・自分の正解しかない
・凝り固まっている
こういう人、意外と多い。
ちゃんと子どもと対話している人って、こういう大人にはなりにくい気がします。
……まぁ、気づければ、ですけどね(笑)。
凡人と凡人で、ちょうどいい
ということで、
子どもは凡人でいい。
凡人前提の方が、子育てはずっと楽になります。
でも、
凡人=考えていない
ではありません。
会話を通して、共に育つ。
これ、本当に大事。
凡人と凡人が、
「あーでもない」
「こーでもない」
って言いながら、一緒に成長していく。
それくらいが、ちょうどいい。
「トンビが鷹を産む」なんて言うけどね。
あれ、かなり幻想です(笑)。
もし鷹が育ったとしても、
親は最初から「鷹を育てよう」と思って育てたわけじゃない。
気づいたら、その子が鷹だっただけ。
そんなわけで、
ちょっと肩の力を抜いて、子どもと話してみる。
それだけで、子育てはだいぶ楽になるんじゃないかなぁ、と。
なんて思う、七施鍼灸院の院長なのでした。
(今日も凡人、元気に営業中です)


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