子育てと東洋医学のまなざし

子どものことって、分かっているようで分からないことの方が多いですよね(^◇^;)

とくに一人目の子育てなんて、何がなんだか分からないまま、手探りで毎日を過ごしていた、みたいな、、、
私と同じような方は多いんじゃないでしょうか?

私もそうでしたが、あまりにも分からなさすぎて、、
つい子どもにあたってしまった、、

そんな経験のある方って、少なくないかもしれません


ところで、
私たち鍼灸師が行う小児の施術は、じつに多岐にわたります

たとえば、、

  • 夜泣きを減らして、ぐっすり眠れるようにする
  • 日中のキーキーした興奮を落ち着かせる
  • お腹の調子を整える
  • 湿疹が出にくくなるよう体質を整える

どうです??
意外といろんな相談に向き合っているんですよ (^ ^)

お子さんへの施術ですが、
鍼灸師は東洋医学の考えをもとに、“やさしく触れる”ことを基本としています

触れて、感じて、
五行論に落とし込む、

このアプローチ、
医師や保健師さん、助産師さん、看護師さん、保育士さんとは違ったお子さんへの視点を提供できるように思っています


私は施術を通して、
お子さんの不調を整えるだけでなく、
お子さんの素敵なところ」を親御さんにお伝えすることを大切にしています

周りの子と比べてしまい、
わが子の良さが見えにくくなることって、よくありますから、、

でも、繰り返し比べられてしまうと、
お子さんの心に小さな棘を残してしまいます

だから私は施術をしながら、
“第三者のまなざし”としてお子さんを見つめ、
その子らしい魅力や個性を親御さんに伝えするようにしています


他の作と不作を観るべからず
ただ己の作と不作を観るべし

この言葉は、お釈迦さまの教えから来ています

他人が何をしたか、しなかったかを観るんじゃない
ただ自分が何をしたか、しなかったかだけを観よ
みたいな意味です

これを子育てに置きかえるなら、、
「他の子と比べるのではなく、自分の子どもだけをしっかり見つめてみる」
ということになるかもしれません


焦らなくていい
比べなくていい

子どもの今を、そのままを、
まるごと見つめる

そんな子育てこそが、親子の絆を深め、そして何より、親御さんご自身の心をふっと楽にしてくれるのではないかと思うのです

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