兄弟の中で、自分が親から一番愛されてきた。
この気持ちが芽生えさえすれば、兄弟にも自然と優しくなれます。
そんな確信を持って、子育てをしてきました。
「私は愛されてきた」という思い込み。
この“思い込み”こそが人を強くし、温かくする。
そう思える子は、きっとどこへ行っても愛される。
親だけでなく、先生にも、仲間にも、社会にも。
そしてその愛をまた誰かに返していけるはず。
私は運良く(悪く??)普通の就職を知らずにここまで来ました。
その分、波乱ばかりでしたが、周りの方々に助けられ、「なんとかなる」と信じながら生きてこられたおかげで、少しばかり「待てる」子育てができていたように思います。
私は子どもを信頼しています。
そして、その子を取り巻く人たちも信頼するようにしています。
子どもを取り巻く人々、、
友人に恋人、先生、憧れの人、、
その一人ひとりを尊重することが、「子どもを信じる」ことにつながるように思います。
ちなみに私は、子どもが選んだ配偶者を、子ども以上に尊重するようにしています。
だって、信頼する子が選んだ人ですから、素敵な人に決まっていますよね。
私が日々、鍼やお灸をしていて感じるのは、人の心と体は本当に密接につながっているということ。
「自分は愛されている」と感じられると、体の緊張がふっとゆるみ、呼吸も穏やかになります。
七施鍼灸院は、そんな「心の安心」を大切にする場所でありたいと思っています。
愛されてきた記憶が、体の奥から蘇るような、、、
そんな時間を、ここで一緒に過ごせたらうれしいです。


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