多分これで当分??外国人ツアーガイドのお話です

旅にガイドに

フランスからの仲良し親子と宮島へ

先日、6回目となるガイドをしました。
今回のお客様は、フランスから来たお父さんと娘さん2人。とても仲の良いご家族で、終始あたたかな空気に包まれた素敵な時間となりました。

正直に言うと、私の英語力はかなり心もとないものです。
実は、面接で“なーんちゃって”な日本語英語を披露したところ、それを面白がっていただき、ありがたいことにガイドのお仕事に繋がりました。

もちろん毎回、英語の壁には悩まされています。でも、今回は本業の鍼灸が忙しくなる前の一区切りのつもりで、思いきって「いつも以上の私」で臨みました。

うん、笑顔と大きなリアクション!!
言葉が完璧でなくても、心があればちゃんと通じるんだな、って実感できた一日でした。

宮島観光のポイントは「潮の時間」

宮島の観光では、干潮・満潮の時間をあらかじめチェックすることが大切です。

潮汐・潮見表|一般社団法人宮島観光協会

この日は午前中が干潮で、大鳥居のすぐ近くまで歩いて行くことができました。
でも、まだ中途半端に潮が残っていたので、裸足になって海に入っていくことに。
物静かなお父さんが一番に海へ入っていって、娘さんが「祖父母が海のそばにコテージを持っていて、父は海に来るとはしゃいじゃうんです」って。


そんなお父さんを、優しく微笑みながら見守る娘たちの姿がとても印象的でした。

観光ルートは臨機応変に

本来のルートは、厳島神社 → ロープウェイで弥山 → 下山後に五重塔と千畳閣、という流れでした。
でもロープウェイは昼に近づくにつれて混む予想。
運営に連絡したところ、「全部まわれるなら順番は自由でOK」と確認できたので、先に弥山に登ることにしました。
今回はワラーチで登山。


これをきっかけに、親子だけでなく他の観光客とも会話が生まれて嬉しかったです。

行動食は羊羹と抹茶スイーツ

5時間半の長丁場になるので、いつもの行動食「羊羹」を持参しました。
暑くなるかもしれないと思い、ミニ缶のお茶とジュースも保冷袋に入れて持参。
予想通りお腹がすいてきたので、途中でシェアしたら喜んでもらえました。

広島グルメもしっかり紹介

お好み焼きや穴子が広島名物だということを知らなかったようなので、しっかり紹介。
せっかく来てくれたからには、食も含めて楽しんでほしいですよから、、

ロープウェイで心が近づいたり、、

帰りのロープウェイで、これまであまり話せていなかった妹さんとようやく会話。
韓国語を勉強中とのことで、理由を聞くと「韓国ドラマが好きだから!」と笑顔で教えてくれました。
私はNetflixを見てないのですが、友達が『愛の不時着』を5回も見たという話をしたら、「その気持ち、すごく分かる!」と盛り上がって、、

そこから日本のアニメの話題へ。
『ワンピース』が好きで、フランスのアニメも話題に。それで教えてくれたのがアニメ『アーケイン』。
フランスのスタジオ「Fortiche」が制作したんですって!!
だんだんと心が打ち解けてくれてとても嬉しかったです。


これから本業の鍼灸に集中するからしばらくガイドのお仕事はお休みかな。
でも、また機会を作ってご案内できたら嬉しいな!って思っています。

旅先での出会いは一期一会。

人の温かさに触れられるし、自然の美しさも伝えられるし、、
ガイドの仕事、なかなか楽しかったです!

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