ニュースレター5月朔日(新暦5/27)発行(第5号)

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妊婦さんと子どもの健やかな未来を支える 七施鍼灸院を開業しました。

ようやく保健所への登録を終え「七施(しちせ)鍼灸院」を開業いたしました。屋号は、たとえ財産がなくとも人に尽くせる七つの行いを説く仏教の教え「無財の七施」に由来します。優しい笑顔と温かい言葉、そして思いやりの心を大切に、お一人おひとりに誠実に寄り添っていきたいと思っています。

当院では特に、妊娠中の女性とお子さんのケアに力を入れてまいります。私はこれまで約20年間、東京都南青山にて、逆子のケア、つわり・腰痛といった妊婦さんの不調への対応、小児鍼による夜泣きや疳の虫のケアなど、母子の健康を支える施術に携わってきました。この経験と知識を、今後は生まれ育った広島の皆様のために活かしていきたいと願っています。

府中町は子育て支援に熱心な一方、町内の産婦人科は1施設のみ。少子化や若年層の県外流出も進み、子育て世代が安心して相談できる場が限られているように感じます。七施鍼灸院は、鍼灸という穏やかで自然な選択肢を通して、妊産婦さんやそのご家族の心と体にそっと寄り添える場所を目指します。

妊娠中のつわり・逆子・産後の不調だけでなく、お子さんの夜泣き・かんむし・アトピー・ぜんそく・食欲不振など、幅広い症状に東洋医学の視点から丁寧に対応します。刺さない鍼と温かいお灸を使うから、痛みの心配もありません。

今後は、地域で活動されている助産師さんや保健師さんとも連携し、東洋医学の知恵を学べる講座や、ご家庭で取り入れやすいお灸教室も定期的に開催する予定です。訪問施術にも対応しますので、どうぞお気軽にご相談くださいね。

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