逆子の相談が増えると、
「あ、春が来たな」って思うんです。
花粉でもなく、梅でもなく、
4月前半出産予定 × 逆子の組み合わせ。
逆子業界(そんな業界あるのかはさておき)にいると、
季節はカレンダーじゃなくて、お腹でわかるようになります(笑)
いまや帝王切開は5人に1人。
「逆子=絶対に直さなきゃ!」という空気は、正直かなり減りました。
それはそれで、いいこと。
でもね。
4月前半予定で逆子が続くと、
帝王切開の日程が4月1日以前になることがある。
すると、はい突然。
🔴▶️ 強制・早生まれ⭐️
医学的には、逆子も早生まれも、
「それ自体が悪い」わけじゃない。
頭では、わかってる。
でも、心はそう簡単じゃない。
そこから始まる、
おなじみの検索沼。
「早生まれ 不利」
「早生まれ 発達」
「早生まれ 後悔」
はい、だいたい出てきます😅
・周りと比べて成長が遅く見える
・うちの子、大丈夫?
・成績や評価、不利じゃない?
・運動や集団行動、ついていける?
・先生にどう見られる?
・自信なくさない?
・将来まで影響する?
・……私って、過保護?
そりゃ、心配になるよね。
だから、この時期の逆子ちゃん。
いちばん大事なのは、実は“治療”そのものじゃなかったりする。
その奥にある、不安への言葉がけだったりします。
これがね、正直かなり難しい。
希望を押しつけてもダメ。
楽観的すぎてもダメ。
かといって、不安を煽るのは論外。
言葉、めちゃくちゃ選びます😅
でも、先日来てくれた方も、
話しているうちに、ふっと表情がゆるんだ感じがして。
「あ、大丈夫そうだな」って、
途中からこちらも安心して話ができました。
……すみません。
ちょっと饒舌でしたね😅
ここで、少しだけ具体的な話を。
たとえば、
逆子で出産予定日が4月16日(木)の場合。
本日2月12日(木)時点で31週0日。
このケースだと、
4月2日(木)が38週0日。
週数に少し余裕があり、
早生まれを回避できる可能性があります。
一方、出産予定日が4月9日(木)の場合。
4月2日は39週0日。
安全面を考えると、
予定帝王切開が4月1日以前になる可能性が、
ぐっと高くなってきます。
──ここ、地味だけど、めちゃくちゃ大事な分かれ道。
実際に来院される方も、医学的な理由というより、「検索してしまった結果の不安」に背中を押されて、という感じが多いです。
最近は帝王切開が一般的になった分、逆子に対して積極的に介入しない病院も増えています。
その結果、
お灸や体操などの対策を始めるタイミングがどうしても遅くなりがちなのも、また事実。
個人的には、
逆子対策は「やる・やらない」以前に、早めに知って、早めに選べる状態をつくることが大事だと思っています。
お灸を早く始めることで、逆子が戻る可能性が上がるかもしれない。
これは、あくまで希望的な見解。
でも、やらなかったら、、
「何もできなかった」という後悔が減る。
それだけでも、鍼灸をやる意味はあるんじゃないかな、って。
逆子の背景にあるのは、帝王切開だけじゃなく、その先の未来への不安だったりします。
だから私は、
体だけじゃなく、不安にも、ちゃんと触れる治療をしていたい。
あのね。
たぶんね。
早生まれ、大丈夫。
なぜなら――
この私も、早生まれだから。
説得力?
……それは各自で判断してください(笑)
でも少なくとも言えるのは、
生まれた日付より、育つ環境や、かけられた関心と言葉の方が、ずっと大きいってこと。
逆子ちゃんも、早生まれちゃんも、
ちゃんとその子のペースで育ちます。
春は、それでなくても心配が増える季節。
だからこそ、安心も一緒に届けられたらいいなって思っています。
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