生きててくれて、ありがとう

子育てについて

「そのままでいい??」「そのままがいい!!」

「生きていてくれて、ありがとう」

それともうひとつ
お父さんやお母さんに、ぜひ伝えたい言葉があります

それは

「そのままでいいんだよ」ではなく、

そのまま“”いいんだよ

「で」ではなく「が」

この助詞の違いに、今のままの存在を、まるごと強く肯定したいという力があるように思うのです

もちろん、毎日そんなふうに思えるわけではありません

言葉にする余裕がない日も、きっとたくさんあると思います

それでも、もし心に少しでも余裕があるときだけでも、
子どもたちに、そんなまなざしを向けてみてもらえたら、と思うのです


ただ、今日を生きていてくれている

それだけで、どれほど尊いことか

そのまま“が”いい」と思えたとき、
きっと相手のことだけでなく、
自分自身のことも許せるのではないでしょうか


子育てには、その時々で違ったしんどさがあると思います

0歳のころ、小学生のころ、思春期、、、

悩みや戸惑いのかたちも、年齢によって変わっていくものです

それでも私は、
どの時期であっても、こう思っていたい

「生きていてくれているだけで、ありがとう」


最近、患者さんとの会話の中で、
その気持ちをあらためて思い出しました

子育ての経験がある方も、ない方も、、
きっと誰かの顔を思い浮かべながら、
そっと心の中でうなずいてくれるのではないでしょうか

「生きていてくれて、本当にありがとう」

たったそれだけで、
心がすっとやわらぐような気がします


生まれた瞬間から死に向かって進む私たち。
不安もあるけど、今この瞬間、同時に存在している皆と励まし合いながら生きる奇跡。
生まれる前の縁と今の縁を大切にしたい!って強く思った出来事でした!

おおしたさん
yochy_take
この記事を書いた人

鍼灸師,あん摩マッサージ指圧師 /東京では小児はりや妊婦さんを多く手がけていました /特に逆子は2200人以上を経験 /広島県安芸郡府中町出身 /青年海外協力隊にてパナマ派遣 /2024年6月まで外苑前で鍼灸院を20年経営 /子ども4人はすでに成人

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