陰陽五行論において、「土」は消化器を表します
この「土」は、後天的なもの─
つまり、生まれた後に私たちが口から取り入れるもので成り立つという点で、非常に特徴的です
他の「木」「火」「金」「水」は、比較的先天的、すなわち生まれながらに備わっている要素とされますが、「土」だけは違います
五情(怒・喜・思・悲・驚)の中でも「思」は後天的であり、「土」と深く結びついています
この「土」、すなわち後天的なものをどう養うか
それこそが、健康を保つ上で非常に大切な視点となります
”思い”は土に配当されます
生まれた時は土が欠けているんです
消化器と婦人科疾患の関係
消化器が弱ると、その周囲にある腹腔内の臓器、特に婦人科系にも悪影響を及ぼします
つまり、消化器の不調が婦人科疾患を引き起こすことも少なくないのです
女性にとって、消化器を整えることは、自分自身の身体全体を守ることにもつながります
障がいをもつ子どもたちと「土」のケア
障がいのあるお子さんには、消化器が弱い傾向が見られることがあります
五行の視点から見れば、まさに「土」をしっかりと養っていくことが大切になってきます
子どもに障がいがあると、「かわいそう」と感じる人もいるかもしれません
でも実は、そうした子どもがいるからこそ、家族が一つになり、絆が深まっている、、
そんなご家庭を私は何人も見てきました
「障がいがある子がいるからこそ、うちの家族はより豊かなんだ」
そう誇れるような、憧れられるような家族を築くことこそ、年長者としての力量の見せどころかもしれません
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