子どもは生まれながらに「自分の色」を持っています

子育てについて

子どもは、生まれながらにそれぞれ「自分の色」を持っています。
でもその色に、自分では気づいていないことが多いです。

そこへ親が「こうあるべき」と思う気持ちから、あれこれ手を加えると、その色は別の色と混ざり合って濁ってしまい、いつしか親も子どもも、本来の色がわからなくなってしまいます。

特に危険なのは、「子どものため」と称して、子どもの興味に関係なく習い事をさせたり、教育を押しつけたりすること。

そうすると子どもは、親の顔色をうかがいながら「これをやれば親が喜ぶかな」と自分を隠して、親の色に合わせ始めてしまいます。

そう、子育てで一番してはいけないのは「親の色に染めること」だと思っています。

そう、一番大切なのは「子どもの色を守ること」なんです。

子どもの色を守るために、教育や習い事といった「教える役目」はプロに任せて、親はとにかく子どもの生活を守ることに専念すればいいと思うのです。

子どもが安心して暮らせる環境、心をのびのび広げられる時間、それだけを親は守る。
その中で自分の興味を大切にできれば、きっと子どもは自然に「自分の色」を見つけるはずです。

親が「教育者」になる必要なんてないんです。

とにかく親は、子どもの興味を守る存在であり続けること
そして子どもの成長をしっかり「待つ」こと。

子ども自身の色が自然と輝き出すその日まで、そっと見守る存在でいれたらそれだけで十分だと思いますがどうでしょう?

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